暑い夏 水が飲みたい!日本最古かも 「水飲み場」 [最古巡礼]
共用栓 1914~
いまでも手洗いや飲み水に使用されている。
JR門司港駅
ありふれた日常のテーマの中には、なかなか見つからない最古もあります。例えば、公共の共用栓
(水飲み場)もそのひとつでした。明治時代に導入された時点では、出水口にライオンの飾りが付き
獅子頭共用栓と呼ばれ、獅子はやがて竜にかわり、蛇口と呼ばれました。博物館に行けば見ること
ができますが、あくまでも、現役で使用されるモノを探しました。
ライオンや竜の飾りはついてないのですが、大正3年(1914年)の門司港駅開業から、設置されて
いる共用水道。蛇口は修理交換の際、シンプルになったと思われ、終戦時、「この水を飲んで、九州
への帰省を実感した」という、いわれから帰り水と呼ばれる。今のところ、現役でこれ以上古い共用
水道は発見できませんでした。
最近はレプリカの獅子頭共有栓を多いので注意が必要!
門司港は、私も近代建築を訪ね歩きました。
レトロな建物がいっぱい
これからも元気な姿でいて欲しい
by junsbar (2007-11-04 07:17)